今回のとうきょうすくわくプログラム✖️kashiko™︎メソッドでは、乳幼児が大好きな青でした!穏やかな青は身体も心も静かに落ち着く色ですね!
乳児期はまだ言葉が少ない時期です。
ですが、色を見て・触れて・動いて・描く体験が、そのまま「感じる→考える→表す」
力の土台の育みにつながっていきます。
🔵青への興味がぐんと広がる時間

さまざまな青の仲間の色を見せるとこどもたちの目が一気に輝きました。
こどもたちは「次はどんな青が出てくるの?」とワクワクした表情で参加していました。
先生が「水色」「群青色」などのお名前を復唱すると・・
こどもたちはその言葉を楽しそうにまねして声に出していました。
これは『色の違いを聞き分ける力』や『言葉にして伝える力』が自然と育っている証拠です。
また、自分から指をさしたり、そっと触れたりもしていました。
この動作は、青という色に興味と好奇心がしっかりと育まれているのです。
このように、
こどもたちの見たい・触りたい・確かめたいという探究の芽が伸びていきます!
🌊クレヨン描く波線に挑戦!

今回はまっすぐの線ではなく、ゆらゆらとした波の線にも挑戦しました。
好きなクレヨンを自分で選び、波線に沿って丁寧に描く子。
また、力いっぱい画用紙にのびのびと表現する子の姿もありました。
乳児期にとって、線を目で追いながら動かすことは、とても難しい運動です。
さらに、クレヨンを握って画用紙に向かうことは目と手の協応を使うとても複雑な運動になります。
これは、こどもの「描けた!」という小さな成功体験が得られます。
自分で選んだ色で描けたという満足感は、自己肯定感につながる大切な時間となりました。
🩵感じたことを伝える発表の時間

とうきょうすくわくプログラム✖️kashiko™︎メソッドでは、乳児でも発表の経験が積めるように工夫がいっぱいです。
例えば、先生がこどもの代わりに言葉で紹介するスタイルを取り入れています。
「〇〇くんは波線をゆっくりなぞっていました」
「〇〇ちゃんは青の仲間のクレヨンをたくさん使って表現していました」
など、先生が代弁をしていきます。こどもたちは先生の言葉にじっと耳を傾け、自分の作品を見つめたりしていました。
さらに今回は、前に立つ・自分の作品を見せるという流れを少しずつ理解し始めている姿も見られました。これは発表の土台となる力が着実に育っていることになります。
このように、発表の時間では、自分のしたことが受け止められ、みんなに共有される経験が
できます。これは、安心感と自己肯定感を育てる大切なプロセスに繋がります。
📝 保育に活かせる「kashiko™︎の視点」
ふり返りでは、保育士の先生方と、日々の保育に生かしやすいアイデアを先生方と共有しました。
• 青を使った落ち着きの環境をつくる
• 0〜2歳でも「動き」と「色」を組み合わせると集中が深まる
• 子どもが表せたことを言語化してくり返すことで安心感が育つ
特別な準備がなくても、
色と動きを意識するだけで探究心は大きく育ちます。
⭐️まとめ
青の世界の中で、こどもたちは確かに変化していました。
・色への興味と好奇心がぐんと伸びた
• みんなの前に立ち発表することができた
• 波線を描くという複雑な運筆に挑戦できた
0歳からの「感じる体験」は、
考える力や自己肯定感につながる大切な学びです。
とうきょうすくわくプログラム✖️kashiko™︎メソッドでは、
こどもと先生が一緒に育ち合う時間を大切にしています。
保育園・幼稚園・こども園の先生へ
とうきょうすくわくプログラム✖️kashiko™︎メソッドは、
「色 × 知性 × 感性」 をテーマにした0歳からの探究プログラムです。
こんな園におすすめです!
• 乳児期から感性や非認知能力を育てたい
• 0〜2歳の子どもに“意味のある体験”をさせたい
• カリキュラムに色や動き、表現を取り入れたい
・先生自身も学びながら保育の質を高めたい
導入をご検討の園さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
一般社団法人日本こども色彩協会 公式ホームページよりご連絡いただけます。
執筆者: とうきょうすくわくプログラム 乳児クラス担当
kashiko™︎教室 多摩国分寺クラス 切山ともみ






