総合的な探究の時間 × kashiko™メソッド
通信制女子高校の2・3年生、約140名の皆さんへ、
総合的な探究の時間のメンタルサポート授業として講演とワークを担当しました。

テーマは
「色」とわたし 〜今と未来の色を見つけよう〜。
「答えを教えてもらう授業」ではなく、
自分で考え、感じて、未来を選び取る力を育てる探究の時間。
そこに “色” が加わると、驚くほど心が動きだします。

🌈 前半:色ってなぁに? 〜脳・心・体への影響〜
講演の前半では、まず「色とは何か」をわかりやすく紹介しました。
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色は“波長”として存在していること
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色ごとに波長の大きさが違うため、感じ方も変わること
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色は脳・心・身体に大きな影響を与えること
そして何より大切なのは、
同じ色を見ても、感じ方は一人ひとり違うということ。
過去の経験、環境、心の状態…。
それぞれの“人生のフィルター”を通って、色は意味を帯びます。
だからこそ 正解も不正解もない世界。
「色を心で感じること」から、自己理解は始まります。

✨ 後半:色と言葉ワーク 〜今と未来を色で描く〜
後半は、いよいよ“体験の時間”。
① テーマから3色選ぶ
「なんとなくこれかも…」
その直感が、今の自分の心の声。
色を見つめるだけで呼吸が整い、
言葉にすることで“今の自分”をそっと認める時間になります。
② グループで伝え合う
はじめまして同士でも大丈夫。
“色”という媒体があると、心の扉がゆっくり開いていきます。
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「自分が分かって楽しい!」
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「色を選んでもらえて嬉しかった!」
色には、やさしく他者とつながる力があります。
③ テーマ3色から、アウトプット
テーマを思い浮かべながら、
選んだ色を切ったり、ちぎったり、自由にコラージュ。
色と形を組み合わせることで、
“言葉にできないイメージ”が少しずつ見えてきます。
みんな夢中で手を動かし、笑顔があふれ、
最後は作品で顔を隠して記念撮影!
教室が一体感に包まれた瞬間でした。

🩵 高校生の変化に触れて
今回の授業では、
不安や緊張を抱える生徒さんも多く参加してくださいました。
しかし、色に触れ、脳がゆるみはじめると——
少しずつ表情が変わる。
気づけば、その子の“言葉”が自然とこぼれ出す。
色・言葉がけ・安心安全な場が揃うと、
人は自分の力を取り戻していくのだと改めて実感しました。
学校の先生からも、
「選択授業の中で生徒にダントツ人気で、
一番活気がありました」
「いつもより言葉がたくさん出て賑やかで楽しそうでした」
と嬉しいご感想をいただきました。
🩷 ありがとうございました
生徒の皆さんが、
“じぶん色”を信じて歩む一歩になる時間になっていたなら、
これ以上の喜びはありません。
来月は同校の保護者向け講演会も予定しています。
色を通して、親子で「自分を大切にする力」につながる場を
さらにお届けできることを楽しみにしています。
🟥 講演会・ワークショップのご依頼について
全国の学校・教育委員会・自治体・企業・PTA様より、
「総合的な探究の時間」「非認知能力」「自己肯定感」「色と脳」
をテーマにした講演依頼を承っております。
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高校・中学・小学校での探究授業
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不登校支援・通信制高校向けメンタルサポート
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保護者向け子育て講演会
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教員研修・職員研修
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企業研修(チームビルディング・ウェルビーイング)
など、目的に合わせた内容で実施可能です。
じぶん色で未来を描ける子ども・大人を世界中に!
講演のご相談はお気軽にお問い合わせください。
下記へお気軽にご連絡ください。
一般社団法人日本こども色彩協会
代表理事 齊藤美雪






