こんにちは。
日本こども色彩協会の齊藤美雪です。
子どもの心、育てたいですよね。
でも、どうやって育てたらいいのかわからない。
そんな時、色はとっても有効的です。
🌈 子どもが選ぶ「色」には理由がある
「今日は赤の服にする!」
そんな元気な声を聞くと、「やる気いっぱいなのね」と思うかもしれません。
けれど、子どもの色選びには、実は大人が想像する以上にたくさんの理由があります。
「好きなキャラクターと同じ色がいい」
「昨日お友だちが赤を着ていたから真似したい」
「たまたま目についた色だった」
どれも、その子にとっての“立派な理由”です。
色には心理的な意味がありますが、
大人が一方的に「赤=元気」「青=落ち着き」と決めつけてしまうと、
子どもの本当の気持ちを見逃してしまうこともあります。
👦「どうしてその色にしたの?」と聞いてみよう
子どもが色を選んだとき、
ぜひやさしく「どうしてその色にしたの?」と聞いてみてください。
「○○だから!」と笑顔で話す日もあれば、
「うーん、わからない」と答える日もあるでしょう。
そのどちらも立派な“その子の気持ち”です。
自分の感じたことを安心して言葉にできる――
その体験の積み重ねは自己肯定感の芽を育てます。
👕 私が感じた「色と言葉のつながり」
私自身、子どもを育てていたころ、
毎朝の「服の色選び」は親子の小さなコミュニケーションでした。
ある日、いつも明るい黄色を選んでいた息子が、
珍しく落ち着いた灰色の服を手に取りました。
「今日は灰色なんだね」と声をかけると、
「昨日、先生が読んでくれた絵本のねずみがこの色だったから」と話してくれたのです。
その瞬間、私は気づきました。
子どもは“色”を通して自分の世界を表現している。
そして、それを受けとめてもらうことで、
自分の感じたことに自信を持てるようになるのだなぁと。
💚色は、心をつなぐやさしい橋
子どもの選んだ色には、
その日の小さな気持ちが映っています。
大人が観察し、受けとめ、問いかける――
それだけで、心が通い合う時間が生まれます。
「今日はどんな色の気分?」
そんな一言から始まる会話が、
親子の信頼と安心をゆっくりと育てていくのです。
色は、心の中の“やさしい翻訳者”。
今日もあなたとお子さんの毎日に、
やさしい色が広がりますように。
👉 色を通したコミュニケーション力の育て方が学べる
kashiko™メソッド ファシリテーター基礎講座はこちら »

🎨kashiko™のワンポイント実践
子どもが選んだ色に「〇〇色を選んだのね」と声をかけましょう
そして、「どうしてその色にしたの?」と優しく聞いてみましょう。
「〇〇だから!」と教えてくれても、
理由がわからなくても「そうなんだね」と認めましょう。
さらに、「私は優しい色の〇〇色が好きだよ」などと、自分の気持ちも伝えてみましょう。
親子で認め合うことができて、豊かな心が育っていきます。
👉 「色を使って子どもの力を信じられるようになる」関わり方を体感できる
kashiko™教室、秋のキャンペーンはこちら »


📕おすすめ本
自信のなかった私が色と言葉がけを通して子育てに自信をつけていったエピソードを綴っています。
親も子も自分らしく楽に生きるための「色」と「言葉」の使い方、年齢別ポイント付き
読んでみてくださいね。

kashiko™メソッドでは、0歳から高齢者まで安心して遊べる・学べる・暮らせる・働ける環境づくりと、『じぶん色』に輝き合える力を育てる子育て・人材育成の学びの場や講座を提供しています。

✔️はじめてのkashiko™を体験したい方はコチラ

✔️kashiko™の定期レッスンで学びたい方はコチラ

✔️kashiko™の資格に興味のある方はコチラ

このブログが、人生の小さなヒントになりますように。
『じぶん色』に輝いて、今日も明日も色どり豊かな日に🌈






