• 2025.10.22
【ブログ】色で育つ、子どもの心

こんにちは。

日本こども色彩協会の齊藤美雪です。

子どもの心、育てたいですよね。

でも、どうやって育てたらいいのかわからない。

そんな時、色はとっても有効的です。

🌈 子どもが選ぶ「色」には理由がある

「今日は赤の服にする!」
そんな元気な声を聞くと、「やる気いっぱいなのね」と思うかもしれません。
けれど、子どもの色選びには、実は大人が想像する以上にたくさんの理由があります。

「好きなキャラクターと同じ色がいい」
「昨日お友だちが赤を着ていたから真似したい」
「たまたま目についた色だった」
どれも、その子にとっての“立派な理由”です。

色には心理的な意味がありますが、
大人が一方的に「赤=元気」「青=落ち着き」と決めつけてしまうと、
子どもの本当の気持ちを見逃してしまうこともあります。

👦「どうしてその色にしたの?」と聞いてみよう

子どもが色を選んだとき、
ぜひやさしく「どうしてその色にしたの?」と聞いてみてください。

「○○だから!」と笑顔で話す日もあれば、
「うーん、わからない」と答える日もあるでしょう。
そのどちらも立派な“その子の気持ち”です。

自分の感じたことを安心して言葉にできる――
その体験の積み重ねは自己肯定感の芽を育てます。

👕 私が感じた「色と言葉のつながり」

私自身、子どもを育てていたころ、
毎朝の「服の色選び」は親子の小さなコミュニケーションでした。

ある日、いつも明るい黄色を選んでいた息子が、
珍しく落ち着いた灰色の服を手に取りました。
「今日は灰色なんだね」と声をかけると、
「昨日、先生が読んでくれた絵本のねずみがこの色だったから」と話してくれたのです。

その瞬間、私は気づきました。
子どもは“色”を通して自分の世界を表現している。
そして、それを受けとめてもらうことで、
自分の感じたことに自信を持てるようになるのだなぁと。

💚色は、心をつなぐやさしい橋

子どもの選んだ色には、
その日の小さな気持ちが映っています。
大人が観察し、受けとめ、問いかける――
それだけで、心が通い合う時間が生まれます。

「今日はどんな色の気分?」
そんな一言から始まる会話が、
親子の信頼と安心をゆっくりと育てていくのです。

色は、心の中の“やさしい翻訳者”。
今日もあなたとお子さんの毎日に、
やさしい色が広がりますように。

 

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🎨kashiko™のワンポイント実践

子どもが選んだ色に「〇〇色を選んだのね」と声をかけましょう

そして、「どうしてその色にしたの?」と優しく聞いてみましょう。

「〇〇だから!」と教えてくれても、

理由がわからなくても「そうなんだね」と認めましょう。

さらに、「私は優しい色の〇〇色が好きだよ」などと、自分の気持ちも伝えてみましょう。

親子で認め合うことができて、豊かな心が育っていきます。

 

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このブログが、人生の小さなヒントになりますように。

『じぶん色』に輝いて、今日も明日も色どり豊かな日に🌈

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