乳児クラスの色あそびや感覚あそびは、非認知能力の育ちにつながっているでしょうか。
0〜2歳は、「感じる力・考える力・伝える力」の土台が育つ重要な時期です。
本記事では、〈とうきょうすくわくプログラム〉実践園・私立N園における、0〜2歳児対象の色あそび(テーマ:青)の具体的な取り組みをご紹介します。
色・ことば・動きを組み合わせた探究活動を、日常保育の中でどのように継続し、非認知能力の育成や保育の質向上につなげているのかをお伝えします。
乳児期から探究保育を取り入れたい園、外部講師導入を検討している園にとって、実践のヒントとなる事例です。

◆今回のとうきょうすくわくプログラムのねらい
色・ことば・動きを通した探究体験から
非認知能力(感じる力/考える力/伝える力)の土台を育む
「活動」で終わらせない探究保育
すくわくプログラムが大切にしているのは、
色 × ことば × 動きを通した
「感じる → 考える → 伝える」育ちの循環です。
特徴的なのは、
✔ 特別な制作活動だけに頼らない
✔ 日常保育の流れの中で“探究が続く”設計
✔ 先生自身が実践しながら学べる点
今回の訪問では、初回実施後も
先生方の工夫によって学びが園内に広がっている様子が確認できました。
活動内容|0〜2歳児の色あそび(テーマ:青)
毎回の活動に組み込まれている 「見る・探す・気づく」色あそびを行いました。
お部屋の中で、「青」と「空色」の色探しを行いました。
「青」と一言でいっても、空色、 水色、藍色など、青の仲間にはさまざまな種類があります。
こうした微妙な色の違いに触れる体験は、
- 細かく物事に注目する力
- 「違い」に気づく観察力
- 小さな変化を発見する感性
といった、非認知能力の土台を育てていきます。
日常保育の中で繰り返し色に触れることで、 子どもたちは安心感の中で
「見る・気づく・伝えようとする」力を少しずつ育んでいきます。
こどもたちの変化|非認知能力の育ちが見える瞬間
2歳児クラスでは、帰りの会にて
「今日は何色で遊んだかな?」
という問いかけに対し、
「青!」
「みずいろ!」
と、自分の言葉で答える姿が見られました。
これは
- 記憶する力
- 言葉にする力
- 伝えようとする意欲
といった非認知能力の育ちが、日常の中で表れている例です。
先生方の変化|保育の質につながる「視点の共有」
先生方からは、
「すくわくの視点を日常保育に取り入れてみよう」
という意識的な関わりが多く見られました。
- 帰りの会で色を振り返る
- お昼寝前にハミングを取り入れる
- テーマカラーを意識した環境づくり
これらの小さな実践が、
✔ 子どもの安心感
✔ 先生の保育の手応え
✔ クラス全体の落ち着き
につながっていることが感じられました。
すくわくプログラムは、
子どもと先生が共に育つ探究型プログラムです。

次回テーマは「黄色」
今後も月ごとのテーマカラーに沿った探究あそびを継続予定です。
日々の保育の中で積み重ねられる体験が、
非認知能力や自己肯定感の確かな土台を育てていきます。
まとめ|乳児期の色あそびは「遊び」であり「学び」
0〜2歳児の色あそびは、単なる感覚遊びではありません。
それは
✔ 探究のはじまり
✔ 非認知能力の基礎づくり
✔ 保育の質を高める実践
そのすべてにつながっています。
すくわくプログラムは、
園全体で探究の視点を共有し、
日常保育の質を高めていくための取り組みです。
【保育園・幼稚園・こども園の園長先生へ】
すくわくプログラムは
「色 × 知性 × 感性」を軸にした、0歳からの探究プログラムです。
こんな園におすすめです。
- 乳児期から非認知能力を育てたい
- すくわくプログラムの具体的な実践例を探している
- 外部講師導入を“保育の質向上”につなげたい
- 単発で終わらない探究活動を取り入れたい
導入をご検討の園さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
一般社団法人日本こども色彩協会 公式ホームページよりご連絡いただけます。
執筆者: とうきょうすくわくプログラム 乳児クラス担当
kashiko™︎教室 多摩国分寺クラス 切山ともみ


