【赤色で広がる「気づく力」とつなげる学び】
kashiko®メソッドは、日常保育の中で色遊びを通じて乳幼児期の「感覚・言葉・身体」を無理なく育むことを大切にしています。
今回は「赤色」をテーマに、視覚的な刺激と言語的な働きかけを組み合わせた活動を行いました。
【色を見る × 言葉で伝える】
まずフラッシュカードを用いた関わりを行いました。 色を見ることで視覚的な刺激を与え、同時に色の名前を言葉で伝えます。これにより、体験と言葉を結びつけていきます。
乳幼児期は、物や色を「見る」だけでなく、大人が名称を添えて関わることで理解が深まりやすくなります。 そのため、物の写真を見ながら名前を復唱し、視覚情報と言語をつなげる働きかけを取り入れています。

【色の語彙と数への興味の広がり】
色ブロック遊びの中で「赤だね」「青だね」といった声かけを続けてきました。その積み重ねにより、色に関する語彙が自然と増え、好きな色を自分から選ぶ姿も見られるようになっています。
また、数を数える場面ではリズムを取るような反応がありました。遊びを通して、数への興味関心が育っています。 特に2歳児クラスでは「赤=りんご」など、色と具体的な物を関連付けて捉える姿が見られました。

【日常の中で色に気づく空間づくり】
教室内には月ごとのテーマカラーに合わせた制作物を掲示しました。子どもたちが自然と色を探したくなる環境づくりを行っています。 日常空間に色の視点を取り入れることで、継続的な気づきを促す保育環境へとつながっています。
【保育に活かせるkashiko®の視点】
プログラムでは、日常保育に取り入れやすい「かず遊び」の関わり方をご紹介しました。
- 「指は何本かな?」
- 「足の指は何本ある?」
- 「クレヨンは何本あるかな?」
「数」と「具体物」をセットで伝えることで、生活の中でも自然に数の概念を育むことができます。

【まとめ:色遊びが日常保育へ広がる学び】
今回の赤色をテーマにした活動では、以下の3点を組み合わせました。
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色を見る(視覚)
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言葉で伝える(言語)
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遊びや数につなげる(体験)
これらを組み合わせることで、学びが単発で終わることなく、日常保育へと広がっていく様子が見られました。
乳幼児期は「教え込む」時期ではなく、「気づき」や「つながり」を伴う体験を重ねていくことが重要です。色を入り口に、子どもたちの理解力・表現力・主体性を引き出す「kashiko®メソッド」。日常の保育に無理なく取り入れられるこの活動を、今後も継続してまいります。
【次回テーマ:カラフル ぐるぐる】
今後も月ごとのテーマカラーに沿った探究遊びを予定しています。 日々の保育の中での体験の積み重ねが、子どもたちの非認知能力や自己肯定感の土台づくりにつながります。今後の活動にもぜひご注目ください。
【 0〜2歳児の非認知能力を育てたい園のみなさまへ】
「とうきょうすくわくプログラム」は、「色 × 知性 × 感性」をテーマにした0歳からの探究型プログラムです。
- 乳児期から非認知能力を育てたい
- 日常保育に取り入れやすい活動を探している
- 色や表現活動を保育に取り入れたい
- 主体性を育む保育を実践したい
導入をご検討の園のみなさま、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
一般社団法人日本こども色彩協会 公式ホームページよりご連絡いただけます。
執筆者: とうきょうすくわくプログラム 乳児クラス担当
kashiko®教室 多摩国分寺クラス 切山ともみ


