〈ハロウィン制作が“探究活動”に変わるとき〉
東京都の取り組みである〈とうきょうすくわくプログラム〉として、
kashiko®メソッドを導入いただいている保育園での実践レポートをお届けします。
今回ご紹介するのは、
いつものハロウィン制作が、こども主体の探究活動へと変化した実践事例です。
【 今回のテーマ🎃】
「ハロウィンカラーのこうもりさん」
ハロウィン制作は、多くの園で毎年行われている行事のひとつだと思います。
そこに kashiko®メソッドの視点 が加わることで、作って終わりの制作活動が、
色に気づき・考え・言葉にする探究活動 へと変化していきます。
【今回注目したのは「ハロウィンの3色」】
ハロウィンの時期によく目にする
橙色・緑・紫。
この3色の組み合わせを、
色彩の世界では 「トライアドカラー」 と呼びます。
【ハロウィンの絵本から、トライアドカラー探し!】
制作に入る前に行ったのは、
ハロウィンの絵本を使った “トライアドカラー探し”。
「どこに橙色があるかな?」
「緑と紫、ここにもあるよ!」
いつもの絵本が、色を探す探究あそび へと変わります。
特別な教材は必要ありません。
絵本という身近な存在だからこそ、
こどもたちは物語を楽しみながら、自然と色に目を向けていきます。
「トライアド」という少し難しい言葉も、
“見つけた色を表す、いつもの言葉”として
こどもたちは自然と吸収していました。

【年中・年長の合同活動が生んだ、学びの広がり】
これまで年少・年中・年長とクラスごとに実施してきましたが、
今回は 年中さんと年長さんの合同活動 を提案しました。
年長さんの工夫する姿に刺激を受ける年中さん。
年中さんの視線を感じながら、いつも以上に堂々と発表する年長さん。
年齢の違いがあるからこそ、互いに良い刺激を受け合う学びの時間 となりました。

【 kashiko®カルタが、日常保育でも大活躍】
kashiko®メソッドを導入いただいている園には、「kashiko®カルタ」 をお渡ししています。
色と言葉のカードがセットになったこのカルタが、日常保育の中でも大活躍!
先生方からは、
「雨の日の保育がマンネリ化しなくなりました」
「自由保育の時間に、自然と色を探したりと会話が増えました」
といった嬉しい声が届いています。
言葉のカードには、気持ちを表す言葉 が書かれています。
語彙がまだ少ないこどもも、カードを見て選ぶことで“気持ちを言葉にする手段” を少しずつ身につけていきます。
【「気持ち」を「言葉」で説明するこどもたち】
今回のトライアドカラーについても、
こどもたちは色から感じたことを、しっかりと言葉で表現していました。
・橙色「ジャック・オー・ランタンの色。ドキドキする」
・紫「おばけが出そうで、ちょっとこわい」
・緑「葉っぱが揺れてるみたいで気持ちいい。お外でのんびり」
色を見る → 感じる → 言葉にする。
この自然なプロセスに、
先生方も驚かれていたそうです。

【制作から探究へ。色が育てる、こどもの思考】
kashiko®メソッドが大切にしているのは、色を「きれい」「かわいい」で終わらせないこと。
どんな色?
どんな気持ち?
どうしてそう思った?
色を入り口に、こどもたちの思考・感性・言葉が自然と動き出します。
この活動では、先生が難しい理論を説明する必要はありません。
こどもたちの気づきを「聞いて」「受け止め」「返す」ことを大切にしています。
ハロウィンという身近な行事も、視点を少し変えるだけで深い学びにつながる探究活動 へと変わります。
【行事保育 × 探究活動】
すくわくプログラムとの親和性
今回の実践は、とうきょうすくわくプログラムが大切にしている
「こども主体の探究」「感じて考えるプロセス」 を、行事保育の中で無理なく実践できる事例でもあります。
特別な準備を増やすことなく、
いつもの保育に“視点”を加えるだけで、
こどもたちの学びは大きく広がっていきます。
【保育園・幼稚園・こども園の先生へ】
とうきょうすくわくプログラム ✖️ kashiko®メソッドは、
色 × 知性 × 感性 をテーマにした乳幼児向け探究プログラムです。
「行事保育を、探究活動へ発展させたい」
「先生の負担を増やさずに、保育の質を高めたい」
「こども主体の学びを日常に根づかせたい」
そんな想いをお持ちの園に、導入いただいています。
外部講師との協働による保育の実践に関心をお持ちの園のみなさま。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
とうきょうすくわくプログラム・kashiko®メソッドに関するご相談は
👉 一般社団法人 日本こども色彩協会 公式ホームページ よりご連絡ください。



