〈葉っぱの色を見つけよう〜視る力が育つ探究活動〜〉
東京都の取り組みである〈とうきょうすくわくプログラム〉として、kashiko®メソッドを導入いただいている保育園での実践レポートをお届けします。
【 今回のテーマ】🌿葉っぱの色を見つけよう🌿
「葉っぱって、何色?」 「みどり〜!!」
と、元気な声が返ってきました。 でも、本当に葉っぱは“緑”だけでしょうか? kashiko®メソッドでは、「当たり前だと思っているものを、もう一度よく見てみる」という視点を大切にしています。
🔍 本物の葉っぱをじっくり観察する
今回は、本物の葉っぱを用意し、色のカードを使って色分析を行いました。 こどもたちは葉っぱを手に取り、顔をぐっと近づけて、じっくり、よーく観察します。
すると――
「緑じゃなくて、深緑だね!」
「見て! 表と裏で色がちがう!」
「葉っぱの裏は鶯色だ!」
次々に生まれる発見に、こどもたちは得意げな表情。
🍃 緑
🍃黄緑
🍃深緑
🍃常磐色(ときわいろ)
🍃ビリジアン
🍃エメラルドグリーン
🍃白緑(びゃくろく)
🍃鶯色(うぐいすいろ)
ただの「緑」だと思っていた葉っぱから、こんなにもたくさんの「緑」が見つかりました。
👀 「視る力」が育つと、世界が変わる
「先生みてー! ここにも違う色あった!」
「この葉っぱ、さっきのと全然ちがう!」
こどもたちのわくわく・発見・共有したい気持ちがあふれ出します。
色を細かく観察することは、単に色の名前を覚えることではありません。
「よく見る、比べる、違いに気づく」
この積み重ねが、視る力=観察力を育て、さまざまなことに関心を向け、自ら学ぼうとする土台になります。
✂️ 観察から表現へ
観察のあとは、さまざまな種類の緑の折り紙を使った自由制作を行いました。
使うものは白い紙・折り紙・はさみ・のりだけ。
様々な緑を組み合わせて、山を作る子、大好きなユニコーンを作る子。
限られた材料の中でも、こどもたちは思いっきり、のびのびと表現していきます。
こちらの園でkashiko®メソッドを導入いただいて、約半年。
制限がある中でも工夫して楽しむ姿に、こどもたちの確かな成長を感じる時間となりました。

🌱 先生の振り返りから、日常保育へ広がる実践
ワーク後には、先生たちとの振り返りの時間を設けています。
その中で今回は、「葉っぱ以外にも、身近なもので色を観察してみてください」
とお話ししました。
すると後日、先生から「食育の時間でさつまいも🍠を使ったので、そのときに色を観察しました」という嬉しいご報告がありました。
「皮の色も一色じゃない」「窪んでるところは色が濃い」「火を通す前と後の色」――。
同じさつまいもでも、場面によって色が変わることに、こどもたちは興味津々だったそうです。
特別な準備をしなくても、いつもの保育に“色を見る視点”を加えるだけで、探究的な学びに変わる。保育の中で先生たち自身が実感してくださっていました。
🌈 色に注目すると、日常が変わる
いつも見ている葉っぱ。
いつも遊んでいる公園。
でも、色に注目するだけで、景色はまったく違って見えてきます。
私たちのまわりは、こんなにもたくさんの色であふれています。
小さな違いに気づけるようになると、そこから好奇心の芽がぐんと育ちます。
kashiko®メソッドは、その芽を大切に育てていく探究の時間を、
これからも保育の中に届けていきます。
🍀 保育園・幼稚園・こども園の先生へ
【導入をご検討中の園さまへ】
とうきょうすくわくプログラム ✖️ kashiko®メソッドは、
色 × 知性 × 感性をテーマにした乳幼児向け探究プログラムです。
特別な教材がなくても、「見る視点」と「言葉がけ」を変えるだけで、日常の保育は深い学びへとつながっていきます。
外部講師との協働による保育実践にご関心のある園さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
とうきょうすくわくプログラム・kashiko®メソッドに関するご相談は
👉 一般社団法人 日本こども色彩協会 公式ホームページ よりご連絡ください。






