今回のテーマは、乳児にとって最も認識しやすく、脳の発達を促す「赤・青・黄色」の3原色。色を通して “見て・考えて・伝える” 力を育むプログラムを行いました。
対象年齢 ：0歳児クラス〜2歳児クラス（43名）
kashiko™メソッドの乳児クラスでは、
色・形・素材・言葉・数・国旗・動き・発表 などをテーマに、こどもが「感じる→考える→表す」流れを安心して体験できる環境づくりを大切にしています。
まだ言葉が少ない時期でも、「見る・触れる・感じる」体験を通して、“言葉の芽”や“探究する力の種”が育っていきます。
🔴【赤・青・黄色の国旗を見てみよう】
今回の活動では、ベネズエラの国旗をテーマにしました。
子どもたちは、「赤！」「青！」「黄色！」と声に出したり、
星や模様に指を差して、興味津々な表情✨
国旗の“形や配色の違い”に気づくことは、
観察力や集中力、そして違いを受け入れる心を育てる第一歩です。
乳児でも、先生と一緒に“見て・まねて・指さして”関わることで、
自然に視覚や認知の発達を促すことができます。
🔵【数あそび：数を感じて体で表す】
「いーち、にー、さーん！」とリズムに合わせて数えるこどもたち。
国旗の中の星も一緒に数えながら、数の世界に自然と親しんでいきます。
すくわくプログラムでは、“数を覚える”のではなく、数を感じて、身体で表すことを大切にしています。
指を立てようとしたり、手を動かしたりする姿の中に、数量感覚をつかむ芽が育ちます。
🟡【感じたことを伝える発表の時間】
「0歳が発表？」と驚かれるかもしれません。
すくわくプログラムでは、こどもが直接話すことだけでなく、先生がこどもの代わりに“言葉で表現する発表”を行います。
「〇〇ちゃんは赤い折り紙をびりびりして貼りました」
と先生が紹介すると、子どもたちはじっとその姿を見つめ、まるで自分のことが伝わったようにうれしそうにしています。
🟢【保育に活かせる「Kashikoの視点」】
プログラムのふり返りでは、先生方と一緒に「すぐに保育に取り入れられるアイデア」を共有しました。
💡 たとえば…
・お昼寝時間にハミングを活用する
・お部屋の壁面や掲示物の色を意識して飾る
どれも特別な準備はいりません。
日常保育にkashiko™の視点を少し取り入れるだけで、子どもたちの探究心がぐんと広がり、先生自身の気づきも増えていきます。
【まとめ】
まだ小さな手で色や形に触れ、変化を感じ取る0歳のこどもたち。
その一つひとつの動きやまなざしの中に、“学びの芽”と“探究の力”が静かに育っています。
その姿に寄り添い、日々の気づきを重ねる先生方。
kashiko™メソッドのすくわくプログラムは、「0歳から、子どもと先生が共に育ち合う時間」を大切にしています。
乳児期の“感じる体験”は、やがて“考える力”や“自己肯定感”の土台に。
kashiko™メソッドを通して、園全体にぬくもりと学びの輪が広がりました
🟣【保育園・幼稚園・こども園の先生へ】
kashiko™メソッドのすくわくプログラムは、
「色 × 知性 × 感性」 をテーマにした、0歳からできる探究プログラムです。
こんな園におすすめです：
☑️乳児期から感性や非認知能力を育みたい
☑️0〜2歳のこどもに“意味のある体験”をさせたい
☑️保育の質を高め、先生自身も学びを深めたい
保育園・幼稚園・こども園での導入が可能です。
0歳からの「心と知性の育ち」にご関心のある先生は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
kashiko™メソッドを取り入れた「すくわくプログラム」に関するお問い合わせは
👉 一般社団法人日本こども色彩協会 公式ホームページよりご連絡ください。
執筆者: すくわく乳児クラス担当
kashiko™︎教室 多摩国分寺クラス 切山ともみ
