〈想像力と自己決定力を育てる!見本のない制作〉
〜🎄クリスマスボックス作り🎄〜
東京都の取り組みである〈とうきょうすくわくプログラム〉の一環として、kashiko®メソッドを導入いただいている私立N保育園での実践レポートです。
今回のテーマは「クリスマスボックスを作ろう!」
【定番行事を“探究活動”へ転換する視点】
毎年のクリスマス制作が、「見本を見て、みんなで同じものを作る」になっていませんか。
kashiko®メソッドでは、あえて見本を提示しません。
見本がない環境を作ることで、子どもたちには次のような力が育まれます。
・何を作るか決める力
・どう表現するか考える力
・自分で選択する経験
見本をなくすことで、子ども自身が「決める」という主体性を発揮できる環境が生まれます。
【 限られた材料が、思考を引き出す】
制作に取りかかる前に、まずは赤・緑・白のクリスマスカラーの色探しを行います。
今回使用した材料は、非常にシンプルなものです。
・白い箱
・赤、緑、白の折り紙
・毛糸、シール
特別な教材や、大掛かりな環境設定は必要ありません。
テーマや材料に制限はありますが、それをどう組み合わせるかは子どもたちの自由です。
「毛糸でリボンの形ができるかな?」
「綿で雪だるまを作ろう!」
子どもたちはわくわくしながら、自然とアイデアを考え始めます。
制限のある環境の中で工夫を凝らす経験は、AIに負けない考える力や、困難に直面したときに自ら問題を解決する力へと繋がっていきます。

【「誰にあげたい?」が思考を深める】
今回は制作に入る前に、子どもたちへこんな質問をしてみました。
「このクリスマスボックスを、誰にプレゼントしたい?」
すると、子どもたちからは素敵な答えが返ってきました。
・お母さんへ
・もうすぐ生まれる妹へ
・おじいちゃん、おばあちゃんへ
プレゼントする相手を具体的に想像することで、制作は一気に「目的のある表現」へと変わります。
綿を使って立体的に仕上げたり、相手の喜ぶ顔を想って箱の中身を考えたり。
単なる行事の制作で終わらせず、相手を思いやるという「思いやりの気持ち」も育む探究活動になりました。

【 半年間の積み重ねが生む変化】
kashiko®メソッドの導入から約半年が経ちました。
園の先生方からは、次のような嬉しい声が上がっています。
- 制作に取りかかるスピードが明らかに早くなった
- 迷わずに、どんどん自分のアイデアを出せるようになった
ワークを繰り返し積み重ねることで、子どもたちは、
①自分で考える
②工夫する
③自分で決める
という一連のプロセスに慣れていきます。
日々の小さな積み重ねによって、子どもたちが自信を持ってのびのびと表現できるようになっていることを、先生方も肌で実感されていました。
【外部講師が“やって終わり”にしない仕組み】
kashiko®メソッドの大きな特徴は、単発の体験型ワークで終わらせない点にあります。
毎回の活動後には、先生方との振り返りの時間を必ず設けています。
- なぜ見本がないのか
- なぜ色を限定するのか
- どんな質問をするのか
こうしたkashiko®メソッドの意図や視点を、先生方としっかり共有しています。
その結果、先生方からも前向きな言葉が自然と生まれるようになりました。
「日常の制作にも活かせそうですね」
「今度は見本なしでやってみようと思います」
外部講師に頼り切るのではなく、先生ご自身が新しい視点を持ち、日常の保育の中に探究を取り入れていくことができる。これこそが、導入園で高く評価いただいているポイントです。
【kashiko®メソッドが大切にしていること】
kashiko®メソッドでは、色や素材に触れることを通して、
「感じる → 考える → 表現する」
というプロセスを何よりも大切にしています。
単発の活動ではなく、年間を通してプログラムを組むことで、子どもたちの気づきや好奇心がより深く育っていくことを実感しています。
🍀 保育園・幼稚園・こども園の先生へ
とうきょうすくわくプログラム ✖️kashiko®メソッドは、「色 × 知性 × 感性」をテーマにした乳幼児向けの探究プログラムです。
特別な設備投資は必要なく、いつもの日常保育の延長線上でそのまま導入していただけます。
保育の視点と環境を少し変えるだけで、園でいつも行っている制作活動が、深い「探究」の時間へと変わります。
導入をご検討中の園さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 お問い合わせ
とうきょうすくわくプログラム・kashiko®メソッドに関するご相談は
一般社団法人 日本こども色彩協会 公式ホームページ よりご連絡ください。






